ヘアドレッサー関田です。
今日はバッサリスタイルチェンジ
グラデーションカラーでダメージしたロングヘアから、丸みのあるショートヘアへイメチェンカットをご紹介します。
とにかくスタイルチェンジは緊張と不安でいっぱいだと思います。
「あなたはショートは似合いません」「長い方が似合います」
一度大きな失敗をした事がある。
など、トラウマがあるとなかなか踏み出す勇気も出てこない。
でも諦められませんよね。
やりたいものはやりたい!ずっとモヤモヤしていたものを形にするお手伝い、全力で致します。
ショートは特に首の長さ、顔の輪郭によって似合う長さが決まってきます。いくつかポイントがあるのでそこさえ抑えたらほとんどの方がチャレンジできます。
ビフォア
今回のお悩み
・赤ちゃんに引っ張られる毛先を切り落としたい
・長くてペタッとしていたヘアスタイルを、ふんわり丸みのあるスタイルにしたい
・似合うか心配だけど、ネットで見ていた可愛いショートスタイルにチャレンジしたい
この3つです。
解決方法
・肩より上に上がれば赤ちゃんを抱っこしても引っ張られないので解決
・切りっぱなしのボブではなく、顔周り、全体にしっかり段を入れて丸みを出す。
・カウンセリングで施術方法を細かく話し合い、意思の疎通を取りながら、全体のバランスに合わせて希望のイメージに近づける
このようなアプローチで施術していきます。
まず最初に仕上がりの写真をご覧ください。
アフター
まず、切りっぱなしのボブではなくしっかり段を入れる。
これはシルエットに丸みを出すには必須のアプローチです。
切りっぱなしでは、ストンと真っ直ぐ落ちてしまい、丸みや動きは出ません。
今回はリップラインを丸みのトップに設定したので約3センチほど全体に段を入れました。
段の設定は、どのくらい丸みが欲しいのかも当然ですが普段どのくらいスタイリングをするかにも大きく関わります。
あまりスタイリングをしない場合はしっかり段を入れて自然に乾かしただけで丸みが出るようにしなければなりません。
今回の場合自然に乾かしただけである程度の丸みを出す必要があったので写真の高さで設定しました。
足りない場合にも、すぐ段の足し直しができるように切りすぎには注意します。
長さの設定は首の長さに合わせて似合わせていきます。
写真青丸の長さくらい、首が見えているとバランス良く見えます。
ベースの長さが長すぎると、いくら段を入れても丸いシルエットにならないのでバランス良くしっかり切り込みます。
ヘアスタイルを作る上で、スタイルチェンジの場合は必ずポイントがあります。
そのポイントさえ抑えて切る事ができれば必ず似合わせる事ができます。
顔周りの細かい動きも、ニュアンスが出るように丁寧に作り込みます。
ヘアスタイル作りは、テクニックはもちろん、アプローチ方法の意思疎通、信頼関係が何よりも大切だと思います。
仕事をする中で技術と同じくらいの思いで信頼関係を大事に取り組んでいます。
世の中から、ヘアスタイルで悩む人を無くせるように。