こんにちは、ヘアドレッサー関田です。
本日はロングスタイルのご紹介
2022年はレイヤーカットをセレクトする機会が本当に多い年でした。
トレンドが確かに存在する事の確信と、普遍的なスタイルのトレンドを越えた力強さを感じました。
特にロングは伸びれば伸びるほど扱いづらく、前髪も長さが出てしまうとトップのボリュームも潰れいい感じになりません。
洗いざらしでもなんとなく形にはなり、メンテナンスの頻度も少なく扱いは楽ですが、長さをしっかり生かすにはちゃんとスタイリングしなければならなく、少々手間はかかります。
今回のケースも、身長がありロングヘアがとてもお似合いで雰囲気抜群なので、そのまま生かし、プラスアルファのトレンドを入れました。
ビフォア
髪の毛は比較的細くサラっとしているのですが、毛先が痛みやすいです。
お悩み
・重めロングヘアへのマンネリ
・毛先の痛み
・顔周りのクセ
この3つです。
解決方法
・マンネリ解消...長さがありこのような重めのスタイルの場合、レイヤーを入れる事が一番の解決策です。
重さがあるAラインベースのロングの場合、レイヤーを入れ軽さや動きを出し大きな変化を加えます。
顔周りは、どのくらい動かしたいか、パッと見でどの程度の変化が欲しいか。によってレイヤーの量を決めていきます。
しっかりとした変化を出したい場合は高めにしっかりレイヤーを入れていきます。
・毛先のダメージ...ある程度長さがあると、そこんなにダメージが無くても毛先で引っかかってしまったりしてダメージを感じやすいものです。
今回も比較的ハイダメージでは無かったので毛先の質感がアップするカット技法で毛先を整えました。
毛先のまとまるカット技法詳しくはこちらをご覧ください↓↓↓
・顔周りのクセ...こちらは髪質改善ストレートで耳より前の気になる部分のみしっかりクセを伸ばしストレスを無くします。
ロングで毛の重みがある場合は顔まわりなど、クセの影響を受けやすい部分のみにストレートをかけるのも有効的です。
今回のようなロングで何か雰囲気を変えたい場合などは、無理に切らずにまずは長さを変えないでレイヤーを入れて雰囲気を変えたりすることがオススメです。
せっかく伸ばした髪の毛、切るのは簡単ですができる楽しみ方を最大限楽しんでからスタイルチェンジをしてみても良いのではないでしょうか。
お仕上がり写真の前髪や、表面のさりげない軽やかな動きにご注目ください。
アフター
このように伸び切ったロングヘアも少しの工夫でまた新しい風が入り、日常を彩る事ができます。
前髪を大幅に足し、頬骨から顎付近まで大きめに立体感が出るようにカットしました。
こうする事で、サイドから見た立体感と、トップのボリュームを出しやすくします。
今回はトレンドを取り入れつつも、媚びないパーソナルカットを心掛けました。
ストレートスタイルですが、全体的に入れているレイヤーが肩付近でいい動きを出し軽やかに雰囲気を演出します。
大切な事は根本のボリューム感と毛先の遊びです。
センスこそ全て。お悩みの方、何でもご相談ください。