こんにちは、デザイナー関田です。
今回のお悩みヘアはバッサリボブに切りたいのだけど、毛量が多く、重さが出ないか、、、
扱いずらくならないか、、、
そんな心配ヘアのお悩みを解決していきます。
この記事で分かること
- 多毛のボブを軽くみせるテクニック
- 広がりが出ないようにまとめるコツ
- ボブのスタイリングテクニック
ビフォア
【お悩み】
・毛量が重く、バサッと伸びた状態
・ボブに切りたいが毛先が広がりそうで怖い
・短くなって、見た目的にぼってり重く見えないか心配
この3点が主なお悩みのようです。
【お悩み解決施術方法】
・多毛だからと言って怖がらずに、ポイントを絞ってしっかり毛量調節をしていく
・毛先はイングラデーションというカット方法で毛先を収める
・耳掛けスタイリングに合わせ、インナーカラーで軽さを演出
今回の場合は、私生活においてカラーリングに制限がなかったためインナーカラーを用いて施術をしました。
職場的に派手なカラーリングはちょっと、、、という場合は明るさを抑えてさりげなくインナーカラーを入れたり、スタイリングなどで補いますのでぜひ一度ご相談ください!
施術開始
・第一のお悩み 毛量が重い
まず、カットは多毛の方であればあるほどすかないほうがいいと思っている方が大半だと思います。
しかし、襟足やハチ周り、こめかみなどの毛がたまりやすい部分はちゃんと毛量調節をしなければなりません。
今回は特にハチ周りを中心に毛量をとり実際の毛量を減らしていきます。
表面の毛と襟足のベースの毛をすかずにとっておくことで、サンドイッチのようにすいた部分を挟みふくらみを抑えつつ毛量をとります。
ここで全体をむやみにすきばさみですいてしまうと見た目的なボリュームが出てしまい施術に失敗してしまいますので注意します。
見た目的ボリュームと実際の毛量に関してはこちらの記事で詳しく書いているので、多毛でお悩みの方はぜひご覧ください!
・第二のお悩み 毛先が広がりそうで怖い
これはボブに限らず、ロングヘアでもそうですがイングラデーションと言って、毛が上にいくにしたがって少し長めに切っていき重さで毛先のまとまりを狙う技法です。
ボブだとこんな感じに、赤い線が毛の長さだと思ってください。表面にいくにしたがり長さを出して毛先を収めます。
ロングヘアだとこんな感じですね!
・第三のお悩み 見た目的にぼってり重さを出したくない
このお悩みの解決法は今回、耳掛けスタイリング、それに合わせインナーカラーを使いたいと思います。
ボブの場合、両サイドを下ろしてしまうと重く見えがちなので、耳にかけ抜け感を出します。
さらにそこにインナーカラーを入れることで軽さを演出し見た目的なぼってり感を解消します。
アフター
こんな感じに、ほんのり耳上にインナーカラーを入れることで明るさで軽さを出します。
はっきりと明るいブリーチでのインナーではなくさりげなくほんのり入れることで、色抜けしたときも汚い色にならないようにバランスを取りました。
会社などの規定にも引っ掛からない程度の、程よいインナーカラーをいれること(規定のレベル限界でカラーする)も可能なのでボブで重さが気になる方などはぜひトライされてみてください。
横から見るとこんな感じです。
今回はカットとカラーの工夫で重く長く伸びすぎたお悩みヘアを解決しました。
様々なケースに合わせこれからもお悩み解決に励んでまいります!
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