ホームケア品(シャンプー、トリートメント...etc)を新調したら、、、、
なんか頭皮が痒いなぁ。
な〜んてことはよく聞く話しですね。
低刺激のシャンプー、洗浄力の強いシャンプー、皆様のお使いのシャンプー剤は、はたしてどの部類でしょう?
基本的に頭皮の痒みの原因はこの二つです。
・皮脂の分泌の過多
・内容成分による刺激
そして、、、
皮脂の分泌の過多が原因による痒みがほとんどのように思います。
皮膚には皮膚常在菌と言って、皮膚環境を弱酸性に整え外敵から守ってくれる役割をしてくれる菌がいるのですが、そいつは皮脂が大好物であります。
故に皮脂の分泌が多くなると同時にこいつらも大量発生します。
皮膚常在菌の中にはニキビの原因となるアクネ菌や、フケの原因であるでんぷう菌などもいるので増えすぎていいことは何もありません。
そして過剰な皮脂を常在菌が分解しすぎることで皮膚炎を発症したり悪臭を放ちます。
話を戻します。
よって、高洗浄力シャンプーから低洗浄力シャンプーに乗り換えたり(しかも知らず知らずのうちに)してしまうと、、、
洗浄力の違いにより痒みやその他の肌トラブルを引き起こします。
その理由は明白。
洗浄力10のシャンプーと
洗浄力3のシャンプーがあるとします。
洗浄力10のシャンプーを継続して使っていた場合、、、それに耐えてきた今までの頭皮は常に10の皮脂を分泌するようになっています。
それを洗浄力3のシャンプーに切り替えた場合、、、(確固たる理由もなく)
10−3で7の皮脂が頭皮に残ります。
この残った皮脂が常在菌を暴走させ、様々なトラブルを引きおこすってわけですね。
この差が大きければ大きいほど、痒みなどの症状は大きくなります。
ですから、シャンプーを変える時のコツは徐々に低刺激へ移行することをお勧めします。
ですが、必ずしも頭皮に良い低刺激シャンプーがいいというわけでもありません、、、なぜなら髪の毛に対する影響も考えなければいけませんからね。
なのでシャンプーのモデルチェンジやトリートメントのモデルチェンジは気軽に相談してください。
もちろんプレシャンプー(カウンセリングシャンプー)で徐々に問題を回避なんてパターンももちろんありますし、ここでのご紹介も可能ですが、、、そんなマニアックなシャンプーを購入して自身でコントロールできる方はきっとこのブログを読んでいないと思うので。
もちろんこの見解も一例であり全てのケースに当てはまるわけではありません。今お使いのもの、具体的な悩み、一通り聞いた上で、改善方法をなんとかひねり出します!
何でもご相談ください! このブログがまた誰かの役に立ちますように。