今日は施術中、韓国ドラマの話が出たのですが、歴史ものがお好きな方で。ちなみに僕も大好きです。
が、そこでこんな疑問が。当時の人たちって毎日頭洗ってたの?って確かに結構凄い髪型をしていて特に日本人の日本髪なんか毎日セットしていたら大変な騒ぎですよね。
そこで今日はシャンプーの歴史について少し深堀を。

そもそも昔の人は髪を洗わなかった。
もしかしたらご存知の方も多いかと思いますが、その昔は髪の毛を洗う文化は存在しませんでした。(日本には)
日本人の髪の毛は欧米の人たちに比べ、硬く太い毛質であります。
遡ること江戸時代、、、この頃に洋髪が日本に入ってきました。
しかし日本人の太く硬い毛質、そして臭い消し目的で当時愛用されていた頭髪用油の定着により洋髪のスタイリングがとても困難だったために、一ヶ月に一度程度のシャンプーの文化が始まりました。
これが日本でのシャンプーの始まりと言われています。
そして初めてシャンプーを発売したのが現在もたくさんのファンの多い資生堂です。発売したのは粉シャンプー、、、いわゆる石鹸シャンプーなるものです。
しかし、石鹸シャンプーは強いアルカリ性です。(カラー液やパーマ液もアルカリ性)おかげでキューティクルを剥がしてしまい、指通りが悪くギシギシとした手触り。

シャンプーのすすぎが困難になったことから「リンス」が登場
リンス、、、名前の由来は「すすぐ、すすぎ」という意味であり髪の毛を補修するものではなく、シャンプー後のすすぎを滑らかにするための弱酸性物質です。シャンプー後のphコントロール、手ぐしを何とか通すためにリンスを用いた。
というのがリンスの誕生秘話です。
となると、ますます疑問が生まれますね。
そもそもリンスインシャンプーとはシャンプーしながら髪の補修も、、、ではなく、すすぎやすいシャンプーということになります。
でも、それってそもそも今は当たり前のことですよね?
昨今リンス自体が減ってきたのもシャンプーのスペック自体が上がってきたが故と言えるでしょう。
ではコンディショナーとは?
成分にさほどリンスとの違いはなく、リンスよりも多少(本当に多少)髪の毛の補修力があるのがコンディショナーです。
ここで余談ですが、男性で整髪料を多めにつけて毎回シャンプーの大変な方は、初めに水で濡らした後リンス、またはコンディショナーですすいでからシャンプーすると全然違いますよ。ぜひお試しください。
ではトリートメントとは?
ここから効果が大きく変わってきます。
トリートメントは髪の毛表面ではなく内側に作用するものであり、有効成分を毛髪内部に浸透させ髪の毛を健康的にしていく目的で作られています。
なので、今までのリンスやコンディショナーとは全く違い、栄養補給、修復、ダメージの除去といった内部補修効果があります。
歴史とともにシャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメントの違いをざっくり説明させて頂きました。
なんとな〜くお分りいただけたでしょうか?
何のためにあるものなのか、どういった用途で作られたものなのか、しっかり認識した上で普段のヘアケアを選びたいものです。
ではどういったシャンプーが良いシャンプーなのか、、、前述の通り、シャンプーのスペックは上がっていますから、リンス、コンディショナーというものはある程度不要なものに思えてきます。
そして、頭皮環境ももちろん重要ですが、あまりに偏り過ぎても(石鹸シャンプーなどのアルカリシャンプー)毛先に負担が大きいように思います。
ただ毛先のケアばかりを考え、不要物質(シリコンなどの余分な油分)が多すぎるシャンプーも頭皮環境には良くないのではないでしょうか。
必要以上の洗浄力がなく、しっかり落とすべき不純物は落とす。
なかなかすすぎきれないシャンプーやシャンプーの時点でさらっとしすぎるものなどはコーティングが強すぎるように思います。
そこにトリートメントをのせると最終的にギトギトになってしまい乾かすのも大変な仕上がりになってしまいます。
トリートメントも乾かしている時に質感が重すぎたり、極端に乾かすのに時間がかかるようなものはNGです。
ましてや上がった後に洗い流さないオイルなどをお使いの場合はなおさら過剰な油分を髪に残し状態としては良くありません。
シャンプー、トリートメントなどのヘアケアは本当に大事です。
月に一回サロンでケアされる方、、、表面的に聞いたらかなりマメな方だなといった印象だとは思いますが、年間で考えてみてください。
365日中の12回ということになります。
残り353日ご自身でケアしなければなりません。こっちの方が断然!
断然!!!大事なのであります。
施術履歴、現状のダメージ、頭皮環境は間違いなく十人十色です。
あなたの髪の毛や頭皮のことをしっかり把握し、ちゃんとした知識を持った美容師と相談しながら探さなければなりません。
ここにはあらゆるケースを想定した総体的評価、そして正しいヘアケア商品の知識を書いたまでであり、あなたにはこれがいいのではないでしょうか、という話ではないので、自分に合うものは自分自身の頭皮、頭髪の特徴を良く知りじっくり選ばなければならないので、何事も突き詰めることが大事だなぁとまた強く思った1日でした。